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コモディティ相場の分析

コモディティ相場の分析



コモディティの相場の動向は、ファンダメンタル分析、テクニカル分析で予測することになります。



コモディティのファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析では、政治や政策、経済の動向、天候、需給が中心となります。株式為替と同様、コモディティの相場も事実ではなく、事実が現実となる前の段階から相場は動くことになります。予測や思惑で相場が動いていくのです。
例えば、世界2位の産油国であるイラクに米軍が侵攻した時。まず相場が動いたのは「もしかしたら、イラクで戦争が起こるかもしれない」という話が出た時です。産油国であるイラクで戦争が起これば、原油の生産量が減るかもしれないと予測して、原油価格は戦争前から高騰しました。そして「米軍が本当にイラクに侵攻するんだ」とわかった時に、原油価格はピークをつけました。このように、コモディティ相場も、未来を先読みする形で動きます。



コモディティの相場

コモディティの相場は、その商品の生産量や在庫量の増減が価格に影響します。例えば、今年は大豆の在庫が少ない年であったなら、今年は次の収穫時期まで大豆の在庫は増えません。もし、大豆の需要が極端に落ちることがないのであれば、大豆の価格がこれ以上下がる危険性は少なくなり、大豆価格の下値は限られた形で相場は動くでしょう。買い方からすれば安心して買いに行ける相場となるのではないでしょうか。

このように、生産量や在庫量が少なくなれば、希少価値が生まれ商品の価格は高くなります。需要と供給の関係です。逆に、生産量や在庫量が多くなれば供給過剰で商品の価格は低くなります。
また、コモディティの相場は、インフレの懸念が強まると上昇しやすい特性もあります。ゆえに金融緩和などがあれば商品価格は上昇しやすいですし、金融緩和が終了すれば下落しやすいです。そして、コモディティ全般に言えることですが、商品の価格は人口の多い中国の景気に左右される面がありますので注意しておきましょう。



コモディティのテクニカル分析

テクニカル分析では、株式の「テクニカル分析」のページで紹介したテクニカル分析がコモディティでも適用できます。ただし、コモディティの相場は、株式と違った性質があるので紹介しておきます。

  1. 多くの場合はボックス相場を形成しますが、もしトレンドが出た場合は、比較的長期間トレンドが続きやすいです。

  2. 上昇トレンドに入れば長期間かけてジリジリ上がって行きますが、上昇トレンドが終了すれば、暴落のように一気に下落しやすいです。

  3. 供給過剰となっていれば、生産者側が生産コスト割れを起こしていても、価格は下がり続けることがあります。価格が上昇に転じるのは、生産者が「これ以上、この市場ではやっていけない」と、倒産が増え、市場から撤退する企業が増えてきた時です。

  4. 商品ごとに相場付きは違います。長期間で緩やかに上昇・下落を繰り返す商品もあれば、価格変動が大きな商品もありますので、商品ごとの相場付きに対応する必要があります。


※リアルタイムの主要コモディティの動きは、当サイトのリアルタイム世界の株価のページの”商品(コモディティ)市場 商品先物”の欄で確認できます。













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